11月4日は、東京国際フォーラムへジョアン・ジルベルトのライブに行ってきました。
2003年・2004年そして今年2006年と3度目の来日公演になるけれど(なぜ2005年は来日しなかったのかは、それらしい理由が後ほど明らかに!)、初来日の時の緊張感はいい意味で薄れ、開演までの待ち時間もライブ前の雰囲気を楽しめるようになってきました。
なにしろ初来日の時は、「会場に来ないんじゃないか?」とか「ライブの途中で怒って帰っちゃうんじゃないか?」とか、あることないことジョアンの奇行ばかりが目立って(本当のジョアンは紳士的でお茶目な人ですよ)、ライブが始まるまでハラハラしたのを思い出します。
という今回も期待通り、開演時間を大分過ぎてから「アーティストはただいまホテルを出発しました」や「アーティストはただいま会場に到着しました」のアナウンスに会場から一斉に歓声が上がる。
みんなこの時間を共有していることを楽しんでいるんだよね。(笑)
そして待つこと約1時間後…、いきなりブザーが鳴り響き、トイレに行っている人やロビーでアルコールなどを飲んでいた人たちが慌てて席に戻る。
5000人収容のホールは、微かな咳払いでも目立つほど静かになる。
ジョアンのライブは声とギターだけなので、実はこの静けさが最後まで続き、お腹が鳴ってしまったら両隣にまで聞こえてしまうほどなのです。(笑)
さて、お待ちかねのジョアンが無事に(笑)ステージの向かって左側から登場。
当たり前といえばあたり前だけど、歩き方がまた少し歳を召されたような感じがしました。
つい前日に地球の裏側から到着したばかりだからかもしれないけれど、1曲目も声がでていない…という以前に、最後まで歌いきれるのかとも思えてしまうほど。
でも、そんな心配も2曲目・3曲目となるうちに薄れ、いつもの調子に戻り、足のフリフリも見られるようになりました。(笑)
そして今回のライブでは、日本初演や未録音のものが何曲も披露されました。
いきなり3曲目に聞き覚えのない曲が演奏されて、終わってみればこれらの曲数はなんと8曲!
23曲目の日本のオーディエンスのために作ってくれた「Je Vous Aime Japao」を演奏してくれたりと、またひとつ心に残るとても素晴らしい夜を過ごすことができました。
さて、後日ジョアンに隠し子(隠してないのかもしれないけど)がいたことがニュースで明らかに!
今年75歳ですよ?!
もう、ステージに登場した時の歩き方とか、1曲目がどうのこうのとか言いません。(笑)
来年もまたお会いできることを心待ちにしております♪
JOAO GILBERTO Japan tour 2006
2006.11.4(Sat)
1.Tim Tim por Tim Tim
2.Ligia
3.Treze de Ouro(日本初演・未録音)
4.Wave
5.Solidao(日本初演・未録音)
6.Voce Nao Sabe Amar(日本初演)
7.Aos Pes da Cruz
8.Preconceito
9.Disse Alguem
10.Estate
11.Bahia com H
12.Guacyra(日本初演)
13.Caminhos Cruzados
14.Desafinado
15.Rosa Morena
16.A Primeira Vez(日本初演)
17.Retrato em Branco e Preto
18.Duas Contas(日本初演・未録音)
19.Samba de uma Nota So
20.Morena Boca de Ouro(日本初演)
21.Ave Maria no Morro
22.Chega de Saudade
アンコール
23.Je Vous Aime Japao(日本初演・未録音)
24.Garota de Ipanema
25.Corcovado
26.Meditacao
27.De Conversa em Conversa
28.O Pato
29.Nao Vou pra Casa
30.A Felicidade
31.Isaura
(セットリストは、中原仁さんのブログ「中原仁のCOTIDIANO」より転載させて頂きました)


